リポート

正倉院宝物、渡来したミツロウの謎

正倉院のサイトの宝物データを見て、最も大きな円盤1個をニホンミツバチのミツロウで再現したことがあります。512gでした。

再現した臈蜜の1個

臈蜜(ろうみつ)と呼ばれる、円盤20個を紐で連ねた当時のミツロウ。「全部で2.9kg」と、そのサイトにありますがなぜそんなに軽いのか。
本来なら5kgは優に超えるはず。乾燥や劣化で軽くなったのでしょうか。

ともあれ、昔から蜂と人が関わり合ってきたことがわかる読売新聞の記事。こんなの待ってました。

 

【読売新聞】<宝物の科学>繊細な文様はミツバチの力で…染色、鋳造に用いられた蜜ろう 2022/10/09
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20221009-OYO1T50017/

◆参考
正倉院
https://shosoin.kunaicho.go.jp

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