リポート

初めてのミツバチ観察会・ニホンミツバチの飼い方入門

念願の観察会が実現

小規模ながら、ニホンミツバチの観察会を6月4日に開催しました。
観察会では「ニホンミツバチの飼い方入門」講座の実地研修として、巣箱の点検(内検)の基本を学んでもらいます。
年初に全3回の講座を修了した卒業生が、杉並区内の養蜂場に集まりました。

3つの観点で巣箱を点検

 

まずは巣箱のまわりを見て、糞の付着や死骸の有無を確認します。ミツバチが病気になっていないか?と。これは「お医者さんの眼」です。

次に巣箱の中をサッと掃除しつつ、板の継ぎ目や節に穴が空いていないか、「大工さんの眼」で点検します。

最後に、季節に応じて暑さ・寒さ対策、天敵のオオスズメバチ対策と、「武将の眼」で群の防御態勢を整えます。

ミツバチの生命力に触れる

ミツバチ講座の最高の先生は、やはりミツバチです。リアルなミツバチの生活風景を間近に見て、その匂いや羽音、温もりなどを五感を使って体感してもらいます。座学で得た知識が、より実感的なものに変わることを期待しての実地研修です。少人数ずつですが、これからも毎月一回のペースで実施していきます。

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