~自然保護、環境学習、地域づくりにも役立つ実践的知識と技術~
ニホンミツバチはセイヨウミツバチにくらべ飼うことが難しいといわれています。しかし条件さえ整えば都市部でも飼育することができます。
ニホンミツバチのいる生活は多くの可能性に満ちています。暮らしの中に四季の草花とのつながり、自然界の時間の流れがよみがえります。採れる量は少ないですが、おいしいハチミツやミツロウも生み出してくれます。地域の人々との関係を紡ぎなおすきっかけになるかもしれません。
ぜひニホンミツバチの飼育に挑戦してみてください。そしてニホンミツバチと同じ目線で地域の自然を見つめなおしてみてください。想像以上に「わくわく」や「どきどき」にあふれた日常が待っているはずです。
当講座では杉並区内でニホンミツバチの保護活動をしている講師が経験に基づいたニホンミツバチ飼育のノウハウをお伝えします。多くのスライド(各回約120枚)や動画を用いたわかりやすい内容です。
■場所 阿佐ヶ谷地域区民センター(杉並区阿佐谷北1-1-1)
※【ご注意】4月にオープンした新築施設です。ネットの地図や検索で、まれに別の旧館が表示される場合がありますのでご注意ください。
■交通 JR中央線「阿佐ヶ谷駅」徒歩8分
阿佐ヶ谷地域区民センター(新築)・阿佐谷けやき公園への行き方(JR中央線・阿佐ヶ谷駅下車)※雨にほとんど濡れない高架下ルート
■駐車場 阿佐ヶ谷地域区民センター地下1階 100円/15分
※事前申請不要 駐車場の開場8:30~22:00
■開講日時 11/10(木),11/17(木),11/24(木) 19:00(18:30受付開始)~20:50 (各回所要時間:110分・休憩5分含む)
※7月回までの授業時間は90分でしたが9月回から15分増え105分(1時間45分)になりました。途中で休憩5分が入ります。
●第1回:「ニホンミツバチ飼育の必須知識」
11月10日(木)第3集会室(2階)
※内容理解のために第1回を受講してから次の回に進んでください。
●第2回:「巣箱作りとさまざまな対策(猛暑・防寒、天敵)」
11月17日(木)第3集会室(2階)
●第3回:「採蜜の基本、販売に必要な法律知識」
11月24日(木)第3集会室(2階)
●ニホンミツバチ観察会:全3回の受講を完了された方を対象に参加費無料の「ニホンミツバチ観察会」のご案内をしています。当会の養蜂場にて実地研修として巣箱の「内検」作業の基本を学べます。観察会の開催は受講終了から約半年以降になります。詳しくはコチラ≫≫≫「ニホンミツバチの飼い方入門」観察会のお知らせ
■講座各回の内容
●第1回:「ニホンミツバチ飼育の必須知識」
養蜂の基礎となるニホンミツバチの生態を理解した上で、養蜂を始めるのに必要な分蜂群捕獲の方法について学びます。野生生物であるニホンミツバチは一般的に購入することができないので捕獲しなければなりません。その方法がいくつかあります。
●第2回:「巣箱作りとさまざまな対策(猛暑・防寒、天敵)」
いろいろな巣箱の種類と、とくに重箱式巣箱の作り方のポイント、必要な道具の解説をします。巣箱を設置するうえでの暑さ・寒さ対策や天敵であるオオスズメバチによる被害を回避する方法についても学びます。
●第3回:「採蜜の基本、販売に必要な法律知識」
ハチミツの収穫(採蜜)方法やミツロウの採取と不純物ろ過の仕方、ミツロウラップの作り方の基本を学びます。また、飼育やハチミツの販売をするのに必要な行政への届出など、知っておくべき法律知識、近隣とのトラブルを避け飼育を続けるために必要なことを学びます。
■講座の概要とお申し込み方法
■期間 全3回で3日間
■定員 各回15名
■参加費 各回2,800円 (税込み・資料と教材代含む)
■お申し込み方法:メールのみ
メールアドレス:morihachiproject@gmail.com 宛に下記①②を記入してお送りください。お申し込みいただいた方には全3回(3日間)の席をご用意しています。
1回目に出席後、「2回目以降は欠席したい」という方はご一報ください。
①氏名
②電話番号
※万一の緊急連絡(新型コロナ感染症による施設閉鎖、講座中止など)のため電話番号をいただいております。
■締め切り日 先着順で定員になりしだい締め切り。定員に満たない場合も開講日の1日前には締め切ります。
■予約の確定と連絡 お申し込みをいただいてから24時間以内に予約確定の可否についてのメールを返信します。
■参加費のお支払い 受講日当日、集会室(教室)にて受付時にお支払いください。領収書の必要な方はその場でお申し付けください。新型コロナウイルス感染症の影響でやむを得ず講座日程を変更せざるをえない場合があります。お手数ですがお支払いは一括ではなく毎回、受講の都度にお願いいたします。
《受講にあたってのお願い》
当講座は全3回で完結する内容です。初回の「ニホンミツバチ飼育の必須知識」は講座全体を理解する基礎になります。できるだけ初回から順番に受講してください。
■主催 養蜂文化情報ネットワーク
■講師 山口 朝(養蜂家)
■プロフィール
2016年から西荻窪でセイヨウミツバチの飼育を始める。
2018年から地元のニホンミツバチ分蜂群を保護する活動「杉並の日本みつばちを守ろう!」を始めて現在に至る。詳しいプロフィール>https://moriwomamoru.com/profile
参考リンク:
守れ!都会のニホンミツバチ 杉並の養蜂家が保護活動【東京新聞】2021.10.13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/136476
【すぎなみ学倶楽部】ゆかりの人々
https://www.suginamigaku.org/2021/07/yamaguchi-tomo.html
Trails to Oishii Tokyo-Honey【NHK WORLD-JAPAN】(英語)
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/oishii/20201007/2054115/
※後半(14’30”頃)に登場します。
■講座についてのお問い合せ
メール:morihachiproject@gmail.com
TEL:080-3422-8000 (山口)
※講座について施設(阿佐ヶ谷地域区民センター)へのお問い合せはご遠慮ください。
くわしいご案内
■こんな方におすすめの講座です
・都内在住で庭や屋上に巣箱を置けるが飼えるかどうか判断できない方。
・将来的に、実家のある郊外や地方で飼いたいという方。
・学校や公共施設で生きた教材として飼育してみたいという教育関係の方。
・飼育する予定はないけれどニホンミツバチの生態やハチミツについて学びたい方。
■資料と教材の内容
・資料:講義各回の概要、および参考図書、文献のリスト。講義で映写したスライド(各回約120枚)はオンラインで一カ月間閲覧できます。
・教材:セイヨウミツバチのミツロウ約10gです。分蜂群を捕獲するための「待ち受け巣箱」に塗る誘引剤として、またミツロウラップやミツロウクリーム作りにも使えます。
◼️講座の特徴
・趣味から本格的飼育の方まで、必要な共通の知識。
・第1回を履修→第2回以降「なるほど!」と理解が深まる構成。
・ネット情報に惑わされない判断力を身につけてもらう。
・できるだけ無駄なお金を使わない、経済的で持続的な飼い方を指南。
■キャンセルについて
やむをえずキャンセルされる場合は必ずメールまたは電話でお早めにご連絡ください。
■遅刻参加について
講座開始時間を過ぎて参加される場合はお申し込み時にその旨を明記してください。
■施設内での食事について 持参されたお弁当など、軽食に1階ロビーや屋上をご利用いただけます。ゴミはお持ち帰りください。≫≫≫阿佐谷地域区民センター(付帯設備)
■感染症対策
1.座席が密になるのを避けるため、施設が規定している各集会室の定員の「約半数」を当講座の定員としています。
2.2022年4月に竣工した新しい施設です。各部屋には「冷暖房設備」に加えて別途「換気設備」が備わっています。
《その他の講座もSNSでご案内します》
■「養蜂文化情報ネットワーク」のSNSアカウント一覧(配信する告知の内容は同じです)
●Twitter
@morinohachi
●Instagram
youhoubunka
●Facebook
@beekeepinginformation
●メールマガジン『森はち通信』(講座・イベント予告用)
http://www.mag2.com/m/0001657367.html