目が見えない人も見える人も、障害の有無にかかわらずクリスマスツリーのオーナメント(飾り)を作って楽しむイベントを開催しました。
オーナメント作りワークショップに参加したのは小学生6名と視覚障害者6名。
ミツロウねんどを使い、思い思いに作った作品は西荻地域区民センター・ロビーに12/19から12/25まで展示されました。
◆参考リンク:ミツロウねんどクリスマスワークショップ(小学生対象)のお知らせ
視覚障害を持つ人も訪れ、飾り付けられたオーナメントを手で触って楽しんでいました。
視覚障害者対象ワークショップのようす
参加したのは日頃からこの西荻地域区民センターを利用している近くの社会福祉法人 視覚障害者支援総合センターの皆さん。イベントには触図筆ペン「ラピコ」の開発会社である有限会社 安久工機の田中 隆社長と奥様の葉子さんも大田区からサポートに駆けつけてくれました。通称ミツロウペンと呼ばれる「ラピコ」は、ミツロウねんどをペンに内蔵されたヒーターの熱で融かし、ペン先から出た液状のミツロウで文字や絵を描くことができる機械です。皆さん初めて体験するミツロウペンに興味津々。葉子さんに手を添えられてコースターに線や文字を描き指先で確認すると「へー」「おもしろーい」などと歓声をあげていました。
小学生対象ワークショップのようす
ガーランドに飾りつけられた小学生の作品と視覚障害者の作品。西荻地域区民センターのロビーに12/19から一週間展示されました。