自然保護、環境学習、地域づくりにも役立つ実践的知識と技術
ニホンミツバチはセイヨウミツバチにくらべ飼うことが難しいといわれています。しかし条件さえ整えば都市部でも飼育することができます。
ニホンミツバチのいる生活は多くの可能性に満ちています。暮らしの中に四季の草花とのつながり、自然界の時間の流れがよみがえります。採れる量は少ないですが、おいしいハチミツやミツロウも生み出してくれます。地域の人々との関係を紡ぎなおすきっかけになるかもしれません。
ぜひニホンミツバチの飼育に挑戦してみてください。そしてニホンミツバチと同じ目線で地域の自然を見つめなおしてみてください。想像以上に「わくわく」や「どきどき」にあふれた日常が待っているはずです。
当講座では杉並区内でニホンミツバチの保護活動をしている講師が経験に基づいたニホンミツバチ飼育のノウハウをお伝えします。多くのスライド(各回約120枚)や動画を用いたわかりやすい内容です。
■日時 2/1(土),2/8(土),2/15(土)(講座16:30~18:30・30分前受付開始・各回所要時間:120分・休憩3分含む)
●第1回:「ニホンミツバチ飼育の必須知識」
2月1日(土)第3集会室(2階)
●第2回:「巣箱作りとさまざまな対策(猛暑・防寒、天敵)」
2月8日(土)第5集会室(3階) ★【ご注意】教室が変わります。
●第3回:「採蜜の基本、販売に必要な法律知識、参考図書解説」
2月15日(土)第3集会室(2階)
●ニホンミツバチ観察会:全3回の受講を修了された方を対象に「ニホンミツバチ観察会」を開講しています。観察会は有料で、当会の養蜂場にて実地研修として巣箱の「内検」作業の基本などを学べます。全3回の受講を修了した時点でお申し込みが可能になります。詳しくはコチラ≫≫≫「ニホンミツバチ観察会」再開のお知らせ
■各回の内容
●第1回:「ニホンミツバチ飼育の必須知識」
養蜂の基礎となるニホンミツバチの生態を理解した上で、養蜂を始めるのに必要な分蜂群捕獲の方法について学びます。野生生物であるニホンミツバチは一般的に購入することができないので捕獲しなければなりません。その方法がいくつかあります。
●第2回:「巣箱作りとさまざまな対策(猛暑・防寒、天敵)」
いろいろな巣箱の種類と、とくに重箱式巣箱の作り方のポイント、必要な道具の解説をします。巣箱を設置するうえでの暑さ・寒さ対策や天敵であるオオスズメバチによる被害を回避する方法についても学びます。
●第3回:「採蜜の基本、販売に必要な法律知識、参考図書解説」
ハチミツの収穫(採蜜)方法やミツロウの採取と不純物ろ過の仕方。また、飼育やハチミツの販売をするのに必要な行政への届出など、知っておくべき法律知識、近隣とのトラブルを避け飼育を続けるために必要なことを学びます。
講座全3回の内容に参考となる文献、今後のニホンミツバチ飼育に役立つ読み物などを紹介。さらに読書のための背景知識として「ミツバチと現代社会」について解説します。
■資料と教材
・資料:講義各回の概要、および参考図書、文献のリスト。講義で映写したスライド(各回約120枚)はオンラインで一カ月間閲覧およびダウンロードができます。
《ご受講にあたってのお願い/できるだけ第1回から受講を》
当講座は全3回で完結する内容です。第1回の「ニホンミツバチ飼育の必須知識」は講座全体を理解する基礎になります。できるだけ第1回を最初に受講してください。第2回、第3回は(振替え受講で)どちらを先に受講されても内容理解の上で問題はありません。
■開催概要
■期間 全3回で3日間
■定員 各回15名
■参加費 大人 2,800円/1回
各回(税込み・資料と教材代含む) | |
大人 | 2,800円 |
高校生・大学生 | 1,400円 |
小学生(高学年)・中学生 | 500円 |
小学生(低学年)以下 | 無料 |
■お支払い 受講日当日、集会室(教室)にて受付時にお支払いください。現金およびキャッシュレス決済(各種クレジットカード、各種QRコード)にも対応いたします。
領収書の必要な方はその場でお申し付けください。お手数ですがお支払いは一括ではなく毎回、受講の都度にお願いいたします。やむを得ず講座日程を変更せざるをえない場合があるためです。(新型コロナウイルス感染症や荒天の影響、選挙の投票会場として使われる場合など)
■会場 阿佐ヶ谷地域区民センター(杉並区阿佐谷北1-1-1)
※【ご注意】2022年4月にオープンした新築施設です。ネットの地図や検索で、まれに別の旧館が表示される場合がありますのでご注意ください。
■交通 JR中央線「阿佐ヶ谷駅」徒歩8分
阿佐ヶ谷地域区民センター・阿佐谷けやき公園への行き方(JR中央線・阿佐ヶ谷駅下車)※雨にほとんど濡れない高架下ルート
■駐車場 阿佐ヶ谷地域区民センター地下1階 100円/15分
※事前申請不要 駐車場の開場8:30~22:00
■お申し込み方法
メールのみです。メールタイトル「2月講座」にてお申し込みください。
メールアドレス:morihachiproject@gmail.com 宛に下記①②を記入してお送りください。お申し込みいただいた方には全3回(3日間)のお席をご用意しています。
①氏名
②電話番号
※万一の緊急連絡(新型コロナ感染症や荒天の影響、交通機関の問題による講座中止など)のため電話番号をいただいております。
■締め切り日 先着順で定員になりしだい締め切り。
■予約の確定と連絡 お申し込みをいただいてから24時間以内に予約確定の可否についてのメールを返信します。
■最少催行人数5名 1月24日の段階でお申し込み人数が5名に満たない場合は開講しませんのでご了承ください。中止の場合は個別にメールでご連絡いたします。
■講師について
■講師 山口 朝(養蜂家)
■プロフィール
2016年から西荻窪でセイヨウミツバチの飼育を始める。
2018年から地元のニホンミツバチ分蜂群を保護する活動「杉並の日本みつばちを守ろう!」を始めて現在に至る。詳しいプロフィール>https://moriwomamoru.com/profile
参考リンク:
恩恵を与えてくれるミツバチを守りたい!都会で暮らすハチの保護に取り組む、山口朝さんと関わるみなさん
【BS朝日】バトンタッチ SDGsはじめてます 2024.10.12放送
https://www.bs-asahi.co.jp/passthebaton/lineup/prg_203/
守れ!都会のニホンミツバチ 杉並の養蜂家が保護活動【東京新聞】2021.10.13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/136476
【すぎなみ学倶楽部】ゆかりの人々
https://www.suginamigaku.org/2021/07/yamaguchi-tomo.html
■くわしいご案内
■欠席について
やむをえず欠席される場合はメールまたは電話でお早めにご連絡ください。
■振替え受講ができます
体調不良や「急用ができて出席できなくなった」といった場合は翌月や翌々月に受講日を振替えできます。ご相談ください。
■遅刻参加について
講座開始時間を過ぎて入室されてもかまいません。事前にお分かりの場合、お申し込み時にその旨を明記してください。
■施設内での食事について
持参されたお弁当など、軽食に1階ロビーや屋上をご利用いただけます。ゴミはお持ち帰りください。≫≫≫阿佐谷地域区民センター(付帯設備)
■感染症対策
1.座席が密になるのを避けるため、施設が規定している各集会室の定員の「約半数」を当講座の定員としています。
2.2022年4月に竣工した新しい施設です。各部屋には「冷暖房設備」に加えて別途「換気設備」が備わっています。
■こんな方におすすめの講座です
・都内在住で庭や屋上に巣箱を置けるが飼えるかどうか判断できない方。
・将来的に、実家のある郊外や地方で飼いたいという方。
・学校や公共施設で生きた教材として飼育してみたいという教育関係の方。
・飼育する予定はないけれどニホンミツバチの生態やハチミツについて学びたい方。
■講座の特徴
・趣味から本格的飼育の方まで、必要な共通の知識。
・第1回を履修→第2回以降「なるほど!」と理解が深まる構成。
・動画10数本を使い、わかりやすさ・現場感を重視しています。
・ネット情報に惑わされない判断力を身につけてもらう。
・できるだけ無駄なお金を使わない、経済的で持続的な飼い方を指南。
・屋外実地研修、生きた群れの観察会に参加できます。
■関連講座~ニホンミツバチの巣箱作り解説講座~
■2~3ヵ月に1回ていどの頻度で開催しています。曜日は未定。ひと月前には告知します。
■ニホンミツバチの飼育巣箱として利便性の高い重箱式巣箱の作り方を未経験者でも習得できる講座です。
会場で実作は行いませんが、設計図をもとに必要な道具選びから材料調達の方法、組み立て方、ニホンミツバチを呼び寄せるミツロウの塗り方までスライドで解説します。
■近くで巣箱用の板材を買えない方のために杉並区内の材木屋さんを紹介しています。
■所要時間90分(1回で完結する単発講座です)
■参加費 2,500円 (税込み・資料代含む)
■講座についてのお問い合せ
メール:morihachiproject@gmail.com
TEL:080-3422-8000 (山口)
※講座について施設(阿佐ヶ谷地域区民センター)へのお問い合せはご遠慮ください。
■主催 養蜂文化情報ネットワーク
《その他の講座もSNSでご案内します》
■「養蜂文化情報ネットワーク」のSNSアカウント一覧(配信する告知の内容は同じです)
●X(Twitter)
@morinohachi
●Instagram
@youhoubunka