ハナバチのお家を作るプロジェクト

◆「ハナバチのお家を作るプロジェクト」を立ち上げました

ハナバチとは花の蜜と花粉を食べて生きる野生のハチの総称で日本には400種近くいます。多くは数匹の家族あるいは単独で生活し、在来植物や野菜、果物の受粉に活躍しています。

木材の無料配布会のお知らせ/ハナバチのお家を作るプロジェクト→申込受付終了

【プロジェクトの目的】

ハナバチは朽ちた樹木や竹筒などに卵を産みます。このような蜂のお家はビーハウスやビーホテル、インセクトホテルなどと呼ばれ欧米でも普及しています。公園樹木や木造家屋が減っている都市部でハナバチの産卵場所を増やすのがプロジェクトの目的です。

産卵のために来たいろいろなハナバチたち(杉並区善福寺2丁目にて)

【設置にふさわしい場所】

夏も涼しい庭の木陰が好適。ビルの屋上など照り返しの強い場所は不向きです。

【設置のしかた】

地面から50センチ~1メートルほど離れていること。樹木に紐、ワイヤーで固定してもよい。

【お家となる木材について】

2024年5月、保護したニホンミツバチを飼育している農園の桃の木が強風のため倒れてしまいました。そこでこの材を地域の生き物たちのために有効活用しようとプロジェクトを立ち上げました。いつかハナバチのお家を作った人どうし、成果を報告し合える日が来ることを期待しています。